サティーネを知ろう

木材の名前

サティーネ(satine)

別名

ブラッドウッド、カーディナルウッド

サティーネ材

生息地

ペルーやブラジルなど、南米から中南米にかけて

科名や属名

クワ科ユーカリ属

気乾比重

約0.9~1.05

見た目

辺材(外周部分)は黄白色となります。心材(中心部分)は鮮やかな赤色です。

木目は木材ごとに異なります。樹の中心と並行にまっすぐ通っているものもあれば、幹に対しらせん状になっていたり、波のようにうねったりする木目もあります。

主な使用目的

家具やフローリング、 楽器、釣竿の柄、象眼細工、ステッキなど

特徴

サティーネは日本への輸入量が少なく、将来的に入手が危ぶまれるほど希少で高価な木材です。
サティーネの希少性が高い理由として、サティーネ最大の魅力ともいえる鮮やかな赤色が挙げられます。

血のように鮮やかな赤色は目を見張るほど美しく、サティ―ネはその赤色から別名ブラッドウッド(深紅の赤)とも呼ばれています。

切断してみると、辺材と心材の境目に金色の筋が現れることもあります。
サティーネの鮮やかな赤色は、見る方向によって色合いと光沢の変化が楽しめるのも魅力的です。だからこそ、他の木材にはないサティーネの輝きに魅了される人が多いのでしょう。

サティーネのリング(下から2番目)

サティーネの赤色は中心部である心材にしか現れません。
サティーネは黄白色の辺材の範囲が広く、赤色の心材の範囲が狭いです。そのため心材の赤色は入手量が限られます。

赤い色の木材はとても珍しく貴重であることから、入手が難しいサティーネの心材は希少性が高いのです。

サティーネはとても硬い木材です。
鋼のように硬く耐久性に優れているため古くから重宝されてきました。切断面がなめらかで加工がしやすく、接着性も良好です。

過去にはスエズ運河やロンドン波止場の資材としても利用されていました。最大の特徴となる鮮やかな赤色は、時間の経過とともに濃色に変化し、加工後も深みを増した美しい色合いが印象的となります。

サティーネを加工するときには、甘くただよう香りも感じられます。その香りはリラックスへと導くローズウッドのような、バラにも似た優しいものです。
サティーネは、加工しながら貴重な赤色と甘い香りを同時に楽しめる、魅力的な木材となります。

ナツメとサティーネのノンホールピアス(右側がサティーネ)

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鮮やかな赤色で古くから人々を魅了し続けたサティーネは、将来的に入手困難となる可能性の高い貴重な木材です。

ブラッドウッドとも称されるサティーネの鮮やかな赤色は、心材にしか現れません。
赤色の木材自体が珍しくなった現在、サティーネの希少性はさらに高まるといえるのです。

耐久性に優れ加工のしやすいサティーネは、家具やフローリング以外にもボールペンや箸のような身近なものに加工される場合もあります。

切断面がなめらかで、仕上がりも良好です。
年月を経て濃色に変わり、さらなる深みをもたらすサティーネ。
天然の赤色が作り出す美しさは、高貴な雰囲気をかもし出す特別な一品、ぜひお手に取ってみてください。


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